環境に配慮した工法
弊社の工法は、コンパクトな機械を使用することにより都市型河川や工場等水路の施行に適しています。また、後処理装置との様々な組み合わせにより回収土を強制的に脱水。通常のダンプトラックでの搬出が可能です。
水中排砂ロボットにおいては工場等の取水・排水を止める事無く作業が可能。大量の水と共に底泥を吸い上げるため、他工法より汚濁の発生が大幅に抑えられます。地上に回収土を露出させることが少ないので施工中の臭いを軽減できます。
浚渫船が苦手とする浅瀬(S型)や10m以上(M型)の深い場所でも安定的に底泥を回収する事が可能。特殊な回収先端により底部のコンクリートやマット等を傷めません。
作業前の調査から、回収の調査まで
一貫して承ります。
事前調査
必要に応じて事前測量や底泥の粒度、含水試験を行い、堆積状況を確認します。
浚渫
作業環境等に合わせ、水中排砂ロボット、超小型浚渫船、汚泥吸引車のいずれかで、底泥の回収を行います。
一次分離機
(土砂分離)
サイクロン付振動篩では、回収した堆積物から粒径74μm以上のレキ・砂やゴミ・異物などを分離し排出し通常のダンプで搬出します。
二次分離機
(水と泥質の分離)
シックナーという水処理機械に、上水処理と同様に薬品を添加し、水と泥を分離します。処理されたきれいな水は、現況の基準に合わせて放流します。
貯泥・脱水
フィルタープレスにより強制的に脱水を行い、含水率50%前後の脱水ケーキとして通常ダンプにて搬出します。
出来高調査
回収した範囲の測量を行い、回収量を確認します。
主な施工場所
■ 一般河川、大型浚渫船や重機作業が困難な橋梁下での底泥回収
■ 工場や発電所の取水路・排水路に堆積した砂、貝殻等の回収
■ 取水排水路や河川築堤横断の暗渠、取水堰堤に堆積したヘドロや砂等の回収
■ 港の岸壁際に堆積するヘドロや砂の回収
■ 揚排水機場内に堆積したヘドロや砂の回収
■ 湖沼、ため池(調整池)
■ 水(樋)門(ゲート)下に堆積した底泥の回収
浚渫に関する保有資機材
浚渫に関する保有資機材
水中排砂ロボット(S型)
1台
CY小型浚渫船
2隻
ロボット支援台船
2隻
スラリー搬送機
2台
施工事例
小樽運河
電力会社取水路
一般河川
排水機場
取水ポンプ場吸込井